副業のメリットとデメリット

今回は「副業」をしてみて
感じたメリットとデメリットについて
書いてみたいと思います。

目次

「副業」をしたことはありますか?

みなさま「副業」はしたことありますか?

私が新卒で入社した当時は、
多くの会社で「副業」は禁止でした。

しかし、最近は大手企業でも
「副業」を解禁するところが
増えてきました。

企業側が柔軟になってきた・・・
という「よい話」としての側面もありますが、
それだけではありません。

むしろ「本業」である会社員の給与が頭打ちになり、
企業側が昔ほど「本業」だけで
社員の生活を保障できなくなってきたことが
理由でもあります。

過去のように、

企業に奉仕し続け・・・

年齢に比例して給与が上がり・・・

定年まで安定して勤務できる・・・

という潮流はだいぶ薄れてきました。

この流れは今後もっと加速すると思います。

自分の生活は自分で守る。
企業も自分を守ってくれない。

「世知辛い」

と言っていてもはじまりません。

せっかくの機会ではあるので、
この機会に「副業」を考えてみました。

「副業」してみた

と、いうわけでさっそく私も副業をしてみました。

私はフリーランスですが、
「フリーランスに副業も本業もあるの?」
という疑問を持つかもしれません。

ただ、私の場合はあります。

私の主な仕事は大企業向けシステムの導入・運用です。

当然私一人でできる仕事ではありません。

つまりシステム会社のプロジェクトに
メンバーとして参加することになります。

そうなると
契約は長期(3ヵ月、半年等)となり、
勤務時間も9時~18時のように
一般的な会社員と似たようなものになります。

これが本業です。

ですので今回は、
この本業の時間外に「副業」として、
仕事をしてみました。

副業の内容は以下です。

  • クライアント:知り合いの起業家
  • 期間:約1ヵ月(計40時間程度)
  • 作業内容:定型作業の整理とマニュアル化 ※詳細は後述
  • 報酬:約○十万円(=本業の時給換算○千円×40時間)

ちなみに作業内容の
定型作業の整理とマニュアル化
について少し説明を。

クライアントの起業家の方は起業したてで、
定型業務である「売上の集計・分析」、
「売掛金の回収」、「集客」
等を、その方一人でやっていました。

これらの定型業務を
「誰かに任せたい」と思ったようです。

なのでこれらの業務内容をヒアリングし、
整理、効率化、マニュアル化を
行ったのが今回の「副業」です。

「そんなことできるの?」
思われるかもしれませんが、
元々「本業」でも、システム関係なく、
業務の効率化は多くやってきました。

なので「本業」の経験が活きた「副業」と言えます。

実際にやってみた感想から
「副業」をしてみたメリットとデメリット
を書いてみます。

「副業」のメリット

はじめにメリット4点です。

  1. 気分転換になる
  2. 自身がつく
  3. 視野が広がる
  4. やりがい・達成感を感じる

1. 気分転換になる

世の中には、

・「本業」に慣れてしまい全力投球しなくてもどうにかなってしまう人
・「本業」自体にやりがいを感じにくい人
・「本業」以外のことでもやりがいを感じたい人

は少なくないと思います。

このような方々については、
余力を活かして、
「副業」をしてみることで、
気分転換になると思います。

特におすすめなのが、以下のような方です。

  • 一般的な趣味に興味が持てない方
  • 何かしたいけれど意味の無い時間は許せない方

目的が明確ですし、報酬ももらえる
「副業」はうってつけでしょう。

もちろん「本業」だけに没頭していて
十分楽しいという方にとっては、
この内容は不要かとは思います。

2. 自信がつく

「副業」は自分自身に与えられた仕事です。

会社の看板なしで仕事することになるので、
「自分自身」の市場価値を実感できる
機会になります。

実際に仕事を完了し、
報酬や感謝の言葉をもらうことで、
生身の「自分自身」のスキルに市場価値があり、
通用するということを実感
できます。

これまで、一般的な企業に勤めてる方と数多く仕事をしてきました。

能力が高くどこでも通用するだろうなと思う方は多かった記憶です。

ただ、私もそうでしたが、
自分のスキルが会社の外で通用するかどうか
というのは、なかなか計測する機会がありません。

自分のスキルが
会社の外で通用するか自信がないと、
会社に依存してしまうことも
あるのではないでしょうか。

そうなると、

自分の意見をなかなか言えない
・本当に嫌なことを我慢してしまう

などの機会が増えてしまい、
ストレスの要因になったり、
伸び伸びと仕事ができなくなることも多いのでは
と思います。

このような状況を改善するために、
「副業」は良い機会だなと思いました。

3. 視野が広がる

今回、私の場合、
「本業」のスキルを活かしているとはいえ、
「本業」とはかなり異なる仕事でもあります。

例えば私の場合、
普段の「本業」は大企業向けの基幹システム
ですが、
今回の「副業」では主にコンシューマー向けサービスです。

大企業の基幹システムを扱う場合は、
プロセスが複雑でめんどくさい分、
厳格で完成度が高いです。

それに対し、
コンシューマー向けサービスを扱う場合は、
簡易で小回りが利く分、
雑で不完全だなと感じました。

あたり前な話ではあるのですが、
実際に体験すると、
この差はおもしろいです。

また、仕事の進め方も、
小さなプロジェクトを
計画から実装まで
一人でやっている感覚があり、
大プロジェクトの縮図を
実感する良い機会になりました。

今後はもしかしたら
「本業」を「副業」に活かすだけではなく、
「副業」での経験を「本業」や別の「副業」に活かす
機会もあるかもしれません。

自分の引き出しを増やすためには、
うってつけです。

4. やりがい・達成感を感じる

会社での仕事の場合、
会社の信用や資産等の強力な武器があるため、
100%純粋に自分の力ではないとも考えられます。

「自信がつく」にやや近い内容ですが、
「副業」の場合、
100%私自身の仕事に対して感謝される

という点で、
やりがいや達成感は強く感じました。

「副業」のデメリット

次にデメリット2点です。

  1. 時間がなくなる
  2. プレッシャーが増える

1. 時間がなくなる

時間が減ります
(当たり前ですが)

シンプルに「本業」や
別のことで余裕がなさすぎる方は避けてください。

ただ最近は、
残業の規制も増え、
勤務時間が短くなっている
傾向にあります。
(その分、
残業代含む会社員の収入自体は
減少傾向にあると思いますが・・・)

もし平日の業務後、
または休日に時間があり、
何かやることを探している方は
ぜひご一考ください。

2. プレッシャーが増える

プレッシャーも増えます。

「副業」と言えど仕事ですので
これも当たり前ですが・・・

1つ目のデメリット同様、
今「本業」や別のことで
過度のプレッシャーやストレスを
感じられている方は
避けた方がいいかもしれません。

ただ、今感じている
ストレスの種類によっては、
むしろ「副業」が
良い効果をもたらすこともある
と思います。

それは、
プレッシャーやストレスが、
客観的に見たら、
実はそこまで重大に感じる必要のないもの
の場合です。

本当は大したことがない問題・・・

はシンプルな解決策がある・・・

もしそういった可能性がある場合は、
むしろ「副業」をすることで
プレッシャーやストレスを感じるものから距離を置き、
余裕を持って考えることができる
かもしれません。

日常のストレスが
少ないなと思う方はもちろん、
現在のストレスから
少し距離をとって考えてみたい
という方にも「副業」はおすすめです。

おわりに

メリットが
多いと書かせていただきましたが、
恐らく最初の難関は、
「副業」を探すところだと思います。

この点については、
今回の私の場合、
もとからの知り合いの仕事だったため、
運がよかったとは言えます。

とはいえ、
「副業」に対する姿勢としては
「本業」と変わらず
真剣に取り組ませていただきました、

なのでここに書いたメリット・デメリットは
他の多くの「副業」にも
当てはまる内容ではないかと思います。

私自身強く思うのは、今の時代、
自分の身は自分で守る必要がある
のではないかということです。

これは会社員時代、
50歳あたりを過ぎた社員が
会社から消えていく姿
を見て実感していましたし、
強い危機感を持っていました。

むしろフリーランスになってからの方が
余裕ができたような気がします。

この変化はおそらくですが、
会社員時代よりも
自分の力で生きている実感があるから
こそ、
自信や余裕が身についたのかなと思います。

仕事内容によっては、
会社員だからこそできる仕事もあるでしょうし、
みなが会社員をやめて
フリーランスになる必要はないと思います。

ただ、たまには、

  • 自分のスキルが会社の外でどこまで通用するか
  • 会社に依存しなくても生きていけるか

のようなことを確認するためにも、
「副業」も良いのではないでしょうか。

今回の記事は以上とさせていただきます。

お読みいただきありがとうございました!

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